【初心者向け】カナトの競馬塾 第2回 馬券の種類と買い方

初心者向け

競馬の世界に興味があるけれど、何から始めていいかわからない…そんなあなたのために、このブログでは定期的に競馬の基本から楽しみ方、予想の仕方まで、わかりやすくお伝えしていきます。

今回は第2回です!引き続き一緒に競馬を勉強しましょう!

馬券の種類と買い方

1. 馬番と枠番

馬券の種類や買い方の話に入る前に、第1回で触れていない基礎知識を1つ勉強しておきましょう。

「馬番」と「枠番」についてです。

「馬番」とは、出走馬全頭に割り当てられる番号のことです。10頭が出走する場合は1番から10番までが割り当てられます。日本の競馬においては18頭が最大出走頭数なので、馬番は多くても、1番から18番までとなります。

レースでは各馬が自分の馬番と同じ番号のゲートに入ってから出走することになるため、馬番が、そのままスタート時の並び順になります。なお、並び順は内側から1番・2番・3番となります。

「枠番」とは、出走馬を馬番ごとに最大8つに割り振った番号のことです。何番から何番がどの枠番になるかは出走頭数によって決まります。最大の18頭が出走する場合は1~6枠までは2頭ずつ、7・8枠が3頭ずつ割り振られます。

また、競馬では枠番毎に1枠なら白、2枠なら黒のようにヘルメットの色が定められています。これにより、どの馬がどこを走っているかなどがわかりやすくなっています。

ここまで、馬番、枠番と枠番毎のヘルメットの色までを勉強してきました。
以下に、実際の馬番、枠順の画像を貼っているので、今の内容を振り返りながら確認してみてください。
なお、こちらは2022年12月28日に開催されたG1 ホープフルステークスの出馬表です。
※「netkeiba」様提供。

2. 馬券の種類

現在中央競馬で発売されている券種は以下の8種類です。

①単勝 1着になる馬を当てる馬券

②複勝 3着までに入る馬を当てる馬券

③馬連 2着までに入る馬の組み合わせを当てる馬券(2頭のうちの着順は不問)

④枠連 2着までに入る枠番の組み合わせを当てる馬券

⑤ワイド 3着までに入る馬2頭の組み合わせを当てる馬券(2頭のうちの着順は不問)

⑥馬単 1着・2着になる馬の順番を当てる馬券

⑦3連複 3着までに入る馬3頭の組み合わせを当てる馬券(3頭のうちの着順は不問)

⑧3連単 1着・2着・3着の馬の順番を当てる馬券

いっぱいあるし、似たようなのもあるしで最初は覚えるのが大変かと思いますが、しっかり覚えておきましょう!

当然のことではありますが、当たりやすい券種ほど配当金が安く、当たりづらい券種ほど配当金が高くなります。

このため、購入者それぞれのスタイルによって、的中率を重視する買い方だったり配当を重視する買い方だったりを選択しています。

このように自分にあった馬券の買い方で遊べるのも競馬の醍醐味ですね。

ところで、競馬の配当金がどうやって決定されているのでしょうか。

疑問に思う方が多いと思うので、こちらで合わせて説明します。まずは、仕組みの話です。

馬券が的中したときに我々に支払われる配当金は、実は我々馬券購入者の購入したお金なんです!

購入者の購入金額のうち、一定の割合がJRAの運営費等および国庫への納付金となります。これを券種ごとに行って配当金が決定され、この配当金を購入口数(1口100円)で割って算出したものがオッズというものです。

このため、購入金額×オッズ=配当金となります。いくら買ったらいくら返ってくるのかという計算は今後馬券を買ううえで、把握しておくべきことなので、覚えておきましょう!

さて、先ほど一定の割合がJRAの運営費等および国庫への納付金にとなる、と説明しましたが、一定の割合という表現にしたのには理由があります。

この一定の割合を「控除率」、我々に還元される方の残りの割合を「払い戻し率」といいます。そして、実はこの割合が券種ごとに異なります。払い戻し率の方が自分たちに返ってくる割合でわかりやすいので、全券種の払い戻し率を紹介します。なお、控除率はJRAの数値であり、地方競馬などでは異なるものもあります。

①単勝・②複勝 80%

③馬連・④枠連・⑤ワイド 77.5%

⑥馬単・⑦3連複・⑧3連単 75%

定期的に、払い戻し率が80%未満の券種の払い戻し率がアップするイベントも実施されるので、要注目です。

ここまでが、馬券の配当の仕組みです。配当金の仕組み上、競馬とは、購入者同士で配当金を取り合うゲームとも言えます。

3. 馬券の買い方

馬券の買い方には、大きく分けて2種類の方法があります。

①競馬場や場外発売所で紙の馬券を購入

②インターネットでデータの馬券を購入

どちらの方法でも、払戻金等の結果にはなんの影響もないので、個人の事情や好みで選んでください!

ここからは、詳しい購入方法を説明します。

が、①競馬場や場外発売所で紙の馬券を購入については、著作権の都合で画像のストックがなく、分かりづらい説明になりそうなため、こちらをご参照ください。JRAの公式HPです。

的中した馬券は、競馬場等の自動払戻機に入れることで、配当金と交換できますので、忘れずに交換してくださいね。払い戻し期間は60日間なので、当日でなくても構いませんが、忘れると大変なので、早めに払い戻しを受けましょう。

ここでは、②インターネットでデータの馬券を購入について、詳しく説明したいと思います。

※主にスマートフォンをベースに説明しています。

インターネットでの馬券購入の際には即PATというものを利用します。まずは登録をしましょう。

【登録方法】

「即PAT 登録」のようなワードで検索をするとJRAのホームページの即PATの申し込みというページがヒットします。

このページを開くと、登録開始です。

まずは、銀行を選択します。この銀行から購入金額を入金したり、払戻金を出金したりするので、使いやすいものを選択しましょう。ATMの利用料がかからないものの方がおすすめです。

銀行を選択するとその後は銀行ごとに指示があるのでそれに従い登録しましょう。

最後に、加入者番号、P-ARS番号、INET-IDというものが表示されるので、必ずスクリーンショットやメモを取っておきましょう。ご自身で入力した暗証番号も使用するので、忘れないようこちらもメモしておきましょう。

登録は以上です。JRAの公式ホームページに、より詳細な登録方法がアップされているので、分かりづらければそちらも確認してみてください。

文字や画像だけでなく動画も用意されています。

本ブログでは、スマートフォン版の説明のリンクを貼っておくので、スマートフォンの方はこちらからどうぞ!

【購入方法】

登録ができたら、いよいよ購入です!

まずはJRAのホームページにアクセスしましょう。

ネット投票ログインを選択します。すると、先ほど登録をした際の加入者番号、暗証番号、P-ARS番号を入力してログインしましょう。

※PCの場合はこの前にINET-IDの入力が求められます。

ログインしたら、購入前に入金をします。

入出金メニュー、入金指示と選択してください。

金額を入力し、確認を選択します。暗証番号を入力する欄が出るので、入力してください。この暗証番号はログインするときに使ったものと同じです。ATMでの暗証番号とは必ずしも一致しないので注意しましょう。

入金が終わったら通常投票を選択します。買いたいレースの開催日、開催場所を選んでください。

画像では、10月20日に京都競馬場で開催される菊花賞の馬券を購入します。

レースの選択まで終えたら、次は券種の選択です。今回は単勝、馬連、ワイド、3連複を購入します。入力順による影響はありませんが、今回は単勝から購入します。

券種選択画面で単勝を選択します。

出走馬全頭とオッズが表示されるので、買いたい馬を選択して金額を入力します。今回は、11番のショウナンラプンタの単勝を500円買います。

セットをしたら、次の券種を選択します。購入するレースを変える場合は、「場名から続けて入力」、同じレースを購入する場合は「馬(枠)番から続けて」入力を選択します。

続いて、馬連を購入します。

通常、ながし、ボックス、フォーメーションのどれで購入するかを選択します。買い方の違いで入力が楽になるというものなので、選び方は自由です。ここでは、言葉の意味も説明しておきます。

通常・・・2頭選択して購入できる

ながし・・・1から2・3番のように1頭を軸に複数頭を一気に購入できる

ボックス・・・複数頭を選択し、その中で全ての組み合わせを購入できる

フォーメーション・・・軸の頭数も相手の頭数も自由に設定できる

      

今回は軸が1頭なので、ながしで購入します。

11番のショウナンラプンタを軸に4番のダノンデサイル、13番のアーバンシックを、選択します。金額を入力したらセットして次の馬券を入力していきます。

同じ要領でワイドと3連複まで入力しました。入力終了を選択します。確認のための金額入力画面が表示されるので、購入額の合計を入力して投票を選択します。最終確認が出るので、しっかり確認してOKを選択します。これで馬券購入は終わりです。

これであなたもいつでも馬券が購入できます!是非馬券を買って一緒に楽しみましょう!

第2回はここまでとします。読んでいただきありがとうございました!第3回では、予想の仕方について紹介します。

それではまた次回、ぜひ読んでください。

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